G6ジムカーナ中部関西地区モンテカルロラウンド
ロガー活用レポート

G6にしては珍しく難易度の高いコース
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2008年10月19日 愛知県岡崎市のキョウセイで開催されたG6ジムカーナ中部関西地区モンテカルロラウンド。

今回もAZUR川村さんからデータをご提供いただきました。AZUR様はLAP+のお取次ぎを頂いており、AZUR様からLAP+をご購入いただいた場合、AZUR川村さんが走られるサーキット、ジムカーナ場などでのデータをご提供いただけるとの事です。

ここでは、AZUR川村さんからデータをご提供いただく事でどのような事が判るのか。その一例を挙げさせていただきます。

今回、ウェブ上での比較データ掲載に快く応じて頂いたのは同じS15を駆る藤井選手。この方も理論的にタイムを詰め、ラジアルタイヤでSタイヤに迫るタイムを出す事があるほどの速いドライバー様です。

 

360度へのアプローチに特徴的な違いが
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今回最大のタイム差がついたセクションがこちらです。 距離を優先するラインを通ると横Gがたまり、舵が残るたサイドターンが効きません。その為、360度ターンを失敗する選手が続出しました。

この二つのラインは淡いラインが藤井選手。濃いラインがAZUR川村さんです。

直線をどのように作るのか。AZUR川村さんの走り(濃い青)にはそれが明確に出ています。短い赤い線(仮想光電管)のを通過したすぐ後から、ラインが直線的になり、藤井選手よりも長い直線区間を取っている事が判ります。

それに対し、藤井選手はより距離を優先したラインを通っている事が判ります。それだけ、サイドターンを失敗するリスクを藤井選手の方が取っていると言う事ですね。

ただ、二人ともサイドターンを成功していますのでターンの正否がタイム差を生んだわけではありません。

タイム差を生んだのは何か?

実は、長い計時ラインから短い計時ラインまでの処理にありました。わずかに確認出来るラインの違いにヒントが隠されています。(答えまではここに乗せる事は出来ません!)

「車速グラフ」も併せて確認し、自分の波形と比較すると「なるほど!」と即座にご理解頂けます。

なお、ビデオで撮影していてもこの様なラインを違いが判るのでは?と思うかもしれませんが、視点が斜めであり、車両の姿勢やカメラの位置も完全に一致していない以上、この違いに気づくのは容易な事ではありません。

 

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