その他の機能


 

R-GY散布図

X軸に旋回半径。Y軸にそのとき発生した横Gをプロットした物です。高速コーナーよりのセッティング、低速コーナーよりのセッティングそれぞれの損益分岐を求めることが出来ます。
 
また、散布図には線形近似による近似式も表示されますので、旋回半径を変更した場合の脱出速度の変化を推測する用途にもお使いいただけます。
 

摩擦円

俗に言うフリクションサークルです。左右軸に横G、上下軸に加減速GをプロットしGを回すレベルをどの程度でこなしているのか、視覚的に確認することが出来ます。
 

YAW

GPS演算による自転方向の角速度です。公転方向の各速度であるAngular-Vと比較することでテールが流れた状況、グリップ回復した状況などを知ることが出来ます。値を得るにはGPS2台をGPSロガー GL-770 LAP+登録済み版出しグラフのデータ、走行軌跡のデータをExcelで読込可能なCSVファイルとして保存します。自前で計算することで、極めて高精度にエンジンの軸出力を得ることも可能。このあたりの話は、また別の機会にふれたいと思います。
 

軌跡を始点で吸着する

ジムカーナやダートトライアル、ラリーなど。常に同じ所からスタートする競技におい、始点位置が同じ地点だという仮定の下、位置を自動で補正する機能です。
 

LAP分割時に確認しない

サーキット周回データにおいて、最初の計測用ラインを設定しただけでLAP分割を自動で行うかの設定です。チェックをONにすると、ラインを1本引いただけで自動で1ラップ毎に分割されます。