ロガー設置位置に関して

キレイな軌跡が必要ならダッシュボード上はNG

ダッシュボード上に設置するとGPS受信機とGPS衛星との間に、ピラーやルーフが「割り込んだり、抜けたりします」。GPS電波の受信条件が変動することにより、走行軌跡が不安定になる事が多い為、ダッシュボード上は強くお勧めしません。雨で防水袋を忘れた時等、やむを得ない時のみにしましょう。
 
取付はルーフの上

ロガーの取り付けは出来る限りルーフの上。Photomate887であればクリア面が空を向くように設置して下さい。ロガーは表・裏は関係しますが左右前後方向は感度に影響しません。(電波が円偏波である為)
 
養生テープ・ガムテープでしっかりと固定

ロガーの上面を養生テープやガムテープであれば覆ってしまっても受信感度にほとんど影響しません。ワックス、埃の状態によっては走行中に落下することがありますので、しっかりと固定を行って下さい。
 
トップブリッジはNG

2輪の場合、トップブリッジ周辺に設置するとGPS受信機とGPS衛星との間に、人の体(水分)が「割り込んだり、抜けたりします」。GPS電波の受信条件が変動することにより、走行軌跡が不安定になる事が多い為、トップブリッジはお勧めしません。
 
ヘルメットがNGならゼッケン周辺

カートの場合、最もお勧めするのはヘルメットの上になります。ですが車両条件により、ヘルメットの上であってもエンジンの点火系ノイズの為、走行軌跡が乱れる事があります。その場合、ゼッケンカウル周辺をおためし下さい。
 

それでも、軌跡が乱れるようであれば

ノイズが酷い場合、銅テープで上部以外を覆う

銅箔テープで、GPSロガーの、下部、側部を覆うケースを使用してみて下さい。点火系のノイズによる影響が軽減し、軌跡が安定する事があります。
 
緩衝材を巻く

強い振動がGPSロガーに伝わる事により軌跡が不安定になる事があります。エアキャップ(衝撃吸収材)等を挟む事によりフレームの衝撃が直接ロガーに伝わる事がないような固定方法を工夫してみて下さい。