MTKチップセットを用いたデータロガーのセットアップ方法
MTK(Mediateck社)のチップセットを用いたGPSロガーには、PhotoMate 887、BT-Q1000X、i-Blue747A+などがあります。ロガーメーカーはそれぞれ異なりますが、使用されているGPSチップセットが同一の為、同じコマンドで設定を行う事が出来ます。
ここでは、これらMTKチップセットを用いたデータロガーのユーティリティとして公開されている「MTK GPS Logger download Utility」
を用いて、LAP+Intake用の設定を行う方法をまとめます。
有用なソフトウェアを無償で公開していただいている4river様に御礼申し上げます。
1.GPSデータロガーのCOMポートを選択し、Openをクリックします。
2.「Log setting」をクリックします。
3.こちらが初期状態です。
4.初期状態に対し、以下のチェックボックスを設定します。
・RCRを外す
・Vaildを外す
・MilliSecondにチェックする
・Heightを外す
・Headingにチェックする
・By Timeのチェックを外す
・by Speedにチェックを入れ、1.0 km/hと入力する
入力内容を確認し「SET」をクリックします。
5.設定変更の際にはログを初期化する必要がある為、Yesをクリックします。
6.初期化完了後、OKを押してダイアログを閉じます。
7.NMEA settingをクリックします。
8.Period(mS)の値を1000から200に変更します。
9.SETをクリックします。
以上で、設定は終了です。Serial portをクリックし、Closeを選択してからソフトを終了するようにしてください。
ログのダウンロード方法
引き続き、取得したログのダウンロード方法の説明です。セットアップと同様にSerial portに接続したあと、「Log Download」を選択します。
続いて、「Download」ボタンを押します。
ファイルの種類から「NMEA file(*.nmea)」を選択します。
必要な名前を入力し、保存を押します。
その後、ロガー内のデータを消去する場合は、「Erase log」を押して消去してください。
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